一戸建て 大阪どこまで使える?

住・居・人の発想「家」とは何なのか「住まい」が人を創る家族を住まいづくりから見る「家族は一つ~と思ったら住まいづくりは失敗住まいの変遷」ハウスからホーム、そしてライフへ子育て中心では住まいの機能が歪む住まいに家長のシンボルを子供のしつけは仏壇・床の間のある住まいから床の間は住まいのヘソ的空間家族みんなのリビングにー開かれた台所台所は心の交流の場。
主婦のアトリエ夫婦を住まいプランの中心に十五年単位で考える夫婦の住まい。
元は他人同上の夫婦夫と妻の意識構造の違い。
〝夫寝室〟〝妻寝室〟~寝室は別々にリビングとは〝生活する〟ところ。
落ち着かない和洋折衷リビング。
住まいのリフォームは〝リ・ホーム〟。
夫婦のインテリア効果あたたかい家族関係を築くには住まいのプランは親を中心に。
子供を忘れると夫婦が見えてくる。
カギをつけて、と子供に言われたら。
では子供部屋は必要か?同居のバランスシート今なぜ同居住宅がブームになっているのか?未熟核家族の姥捨て世帯同居住宅の設計は核家族の百倍むずかしい。
「二世帯住宅」は同居住宅ではなく〝親子マンション″「二世帯住宅」の気づかいと気苦労。
時と共に変化する同居のバランス経済では割り切れない同居の価値。
同居の成功のカギは経済バランス。
同居のソフトウェア同居経験のない現代の親たちへのソフト〝深層家族主義〟は福祉を充実させない?行政サイドから見る同居の利点〝住まいの高齢化″が心配同居のプログラムづくり。
「衣・金・住」から「医・職・充」の時代へ「充」生活の発想法〝娘同居はやりやすい″はウソ同居には濃さ薄さがある同居のやりくり・からくり・どんでんかえし上手な二世帯同居法。
多様化している同居住宅「二世帯含み同居住宅」~同居の新提案近くの他人!「契約同居」「住欲」「住楽」は人生を楽しむこと。
遊び心を住まいにとり入れようリフォームの第一段階。
増改築には人生の長期計画を壌すべきか生かすべきか。
将来を考えた増改築~〝滅築″そして〝生活設計″いざという時のリフォーム雨漏りを防ぐには雨、風に強い住まいづくり防災、この五つの備えを高齢者のための住まい改造法。
老親同居ならこんな設備を同居がイヤならマイ老人ホーム騒音を防ぐ夫。
住まい上手は片づけ上手。
物入れ、戸棚が多いのは損片づけ上手を見習おう。
本音優先の収納を文庫本のかしこい収納法。
豊かに暮らす改造案一平方メートルの創造空間浴室のぜいたくは健康への投資楽しい夜を明かりで演出家異を楽しむ。
日本の家屋を見直す門塀は住まいの外の顔玄関にも美意識を引き戸は理想的な建具科学的な障子の効果四季を考えたインテリア東西インテリア考夏、涼しく住むには収納で涼しさ工夫。
住まいの素材を考える日本の住まいは素材感覚。
自然素材を住まいに床材の選び方。
今の住まいづくりで豊かになれるのか?美しい町並みづくりに責任を本当に百年持つ家は可能か?下町の「生活術」を科学技術で生かす上地から切り離して住まいを考えれば一家」とは何なのか。
今、私たち日本人は「家」を忘れて、子育ての「巣」をつくっている。
〝愛の巣″などと言えば聞こえはいいが、しょせん蜂の子だけが住む〝働き蜂の巣″にすぎない。
これでは雨に打たれる親蜂たちがあまりにかわいそうだ。
働き蜂の社会では民主化など名ばかりで、企業間競争・昇進争い・受験戦争と、戦いが絶えない。
のんびり巣の中に住んではいられない。
親は自分たちの安穏な生活よりも、次世代のハチの子を育てることに一生懸命になる。
現代日本の住まいづくりを見ていると、何か寂しく哀しい。
外観は派手になり、構造もしっかりして設備もよくなった。
が、なぜか寂しい。
家の大小、一戸建て・マンション・アパートの差こそあれ、その住まい方や意図がすべて蜂の社会の発想にもとづいているからではないだろうか。
蜂の蜜は、土地への執着心にたとえられる。
おそるべき負担も厭わずに土地を持つ。
土地が駄目なら、区分所有のマンションを持つ。
まさに生涯の不測の事態に備えて蓄えられる蜜と同じである。
この発想が寂しい。
出来損ないの社会保障制度の落とし子とも言えるのだが、誰もそこに疑念をはさもうとしない。
当然のことに地価は高騰し、住まいはおそろしく高いものとなり、狭くなる。
室内は物で溢れ、ますます混沌として狭苦しくなる。
これはどうしようもない現象であり、われわれは所得の割には永遠に豊かになれそうもない。
加えて、中途半端な洋式スタイルの住み方や住まいが日本人の感性を混乱させてもいる。
長くつづいた鎖国政策が解け、江戸文化が西洋文化に揉蹄された時代。
生活様式の違いを無視した洋式化が各方面で明治以来進行してきた。
そして、戦後の焼け野原のバラックが、わが国の住まい文化にさらに大きな歪みを与えた、ともよく言われる。
と、ここまでが今日までの背景だが、実は本当のところ、わが国の住まいは都市型になってはいない。
積み重ねて住む、集合住宅の経験も浅い。
ほとんどの市町村が都市化された今日では、公と私の空間を上手に使い分ける技術も必要だし、隣人に対する気づかいも大切である。
都市としての歴史の古い京都が、東京に比べ人間関係で住みにくいと言われる所以だ。
慣れない都市に住むと、どうしても「家」は孤立しやすい。
若い世代であればワンルームマンションに閉鎖的に員のように住む。
あえて周りとの接点を拒絶すれば住みやすいと考えがちだ。
この考え方は一戸建てにまで及び、さらに家族の一人ひとりが勝手気ままにホテルのように寝泊まりにのみ帰ってくるような例も多い。
こんな典型的な傾向が、あの親子上下二階の二世帯住宅を生んだに違いない。
一方は土地利用を、他方は老後生活を期待して同じ敷地に上下別個に親子が住む。
互いが干渉することなく、外階段で別々に出入りする。
まるで親子二組のマンションのようになるのだ。
ここにも、親子同居の家族に大きな変化が起こっている。
「家」がそこに住む人に与える影響は大きい。
初対面の人でも、その人がどんな家に住んでいるか、おおよそのところは見当がつく。
家にはその外観とインテリアがある。
外観は住む人の象徴となり、人柄を表わす。
存在する場所や門塀の構えによってステータスを充分に誇示する。
だから時に誤解を招くことが多い。
最近では一戸建てとマンション、あるいはその構造などによって小学生の子供たちまで差別されるというからおそろしい。
家の外観が与える影響は、近隣だけにとどまらないのである。
しかし、もっと始末が悪いのがインテリアである。
そこに現われたセンスで、住む人の〝品格″が問われたりするからだ。
品定めする気がなくとも、来客は住居内の雰囲気を醸しだしている小道貝を見ているものである。
いい印象を与えることができればよいが、悪印象を持たれると、その印象はなかなか消せない。
だから、インテリアは交友関係にまで響いてくる。
床・壁・天井の六面がもともとある家に、そこに置かれた家具調度品、窓辺のカーテン、壁に掛けた絵、シャンデリアなどの照明器具と、アイテムが多い(最近は、ペットなどの臭いまでがインテリアに影響してくる)。
その分、失敗する危険度は高い。
いったん違和感のある状況をつくってしまうと、修正が容易ではない。
何もない室内にたった一枚の絵を掛けるだけでも夫婦関係、家族関係を左右するほどの効果がある。

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